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新型コロナ変異株にもアビガンは有効③

2021/04/05

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 -デイリー新潮-  2021年4月3日記事

『コロナ変異株、ワクチンの有効性は? インフルと比較して変異しにくい特徴も』


https://news.yahoo.co.jp/articles/f9dc741ce154f4b47b70fc179a07f3eaad0fbe91  >



毒性が強まったといえない


南アフリカ株やブラジル株はどうだろうか。

「南ア株はN501Y変異に加え、E484Kという変異もしています。Sタンパクを構成する484番目のアミノ酸が、グルタミン酸(E)からリシン(K)に変わったのです。この変異を遂げると、回復者やワクチン接種者の血清に含まれる抗体の中和力が低下する可能性も指摘されています。免疫逃避といい、抗体がウイルスとして認識しない、認識するのに時間がかかる、ということがあるのです。感染力は1・5倍になるとされていますが、重症化率や死亡率が高まるかどうか、まだ結論が出ていないようです。ブラジル株もN501YとE484Kの変異を遂げていますが、まだ細かい研究結果は報告されていません。ただ、感染が集団免疫の閾値に達したはずのマナウスでの感染再拡大を見ると、回復者の抗体が効きにくくなっているのかもしれません」

実は、ほかにも確認されている変異株はある。一つは、N501Y、E484Kに加え、P681Hの変異を遂げたフィリピン株と呼ばれるもの。もう一つは日本株とも呼ばれるものだが、寺嶋教授は、

「私はまだどこの国由来かわからないと考えています。この変異株もE484K変異をしているので、南ア株やブラジル株同様、免疫逃避で回復者やワクチン接種者の血清の中和力が低下する可能性があります」

と指摘する。いずれの変異株も、明らかに毒性が強まったという報告はまだなく、まずはむやみに恐れないことだ。ただ、抗体の中和力が低下する可能性を指摘されれば、不安になる向きもあろう。あらためて寺嶋教授に解説を願うと、

「ワクチンについては6週間で、mRNAを書き換えた新たなものを作ることが可能で、実際、モデルナ社は南ア株用にモデルチェンジしたワクチン開発を始めているといいます。国際医学誌『ネイチャーメディシン』は、E484K変異は回復者やファイザー製ワクチン接種者の抗体の効果が低下する、と指摘しました。しかし、『ニューイングランドジャーナルオブメディシン』は南ア株とブラジル株に対し、ファイザー製ワクチンの効果は少し低下しても、たしかに得られるとしています。今後、どんな変異株が登場するかわかりませんが、現時点では、有効なワクチンがなくなったわけではありません」

 
悲観する必要はなさそうだが、ワクチンだけに頼るのでなく、ほかの治療薬も揃っているに越したことはない。元近畿大学薬学部教授の松山賢治氏が言う。

「変異ウイルスにも効果が期待できる薬に、フサン(ナファモスタット)とフォイパン(カモスタット)があります。ウイルスは細胞のACE2受容体と結合した後、タンパク質分解酵素プロテアーゼによる加水分解を受けて細胞内に移行しますが、この二つはプロテアーゼの働きを阻害するので、感染初期に有効です。ともに膵炎の薬で、微小血栓を抑える薬に由来します。新型コロナによるサイトカインストームでは内因性の血液凝固が促進され、微小血栓ができますが、フサンもフォイパンも血液凝固を阻害し、血栓をできにくくすると思われます。またイベルメクチンも、ウイルスタンパクを核内に運ぶ移送物質の働きを阻害し、ウイルスの増殖を妨げる。炎症に関わるサイトカインも抑制するので、肺胞の血栓形成防止も期待できる。変異株の流行で、いままで以上に安全な自宅療養、宿泊療養が問われます。その点、フォイパンやイベルメクチンは内服薬なので、オリンピックを無事に行うためにも、承認が強く望まれます」

一方、ウイルスが変異し続けるかぎりコロナ禍は収束しない、という懸念も生じよう。だが、京都大学ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授は、

「変異株は一時的に感染力や致死率が上がっても、いずれ弱くなると思います」

と言って、続ける。

「仮にワクチンがなくても、新型コロナはいずれ弱毒化し、普通の風邪になるでしょう。その証拠に、英国株の発生国イギリスでも感染者は減っています。感染者数が減りつつあるいまの状況を逆転するほどの力は、変異株にはありません。次の大きな山は11月ごろ来るでしょうが、自粛を緩めたとしても、それがこの冬より高くなることもないと思う。新型コロナは八つ目のヒトコロナウイルスで、既存の七つのうちの一つにOC43があり、これはロシア風邪だったとも考えられています。1889~90年、世界的に流行したロシア風邪は、1895年まで何度か再流行して100万人が死んだといわれ、その時期、日本でも高齢者の死亡率が異常に高かったとわかっています。新型コロナ収束までの流れも、これと近いのではないでしょうか」



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サイトカインストームでは、『アビガン』と『アクテムラ』、『アビガン』と『フサン』の併用によって、今まで治せている事例が多いです。

フサンとアクテムラの単体で使用するよりも、『アビガン』を併用した方が圧倒的に効果的となっています。


④に続く




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