〒520-2153
滋賀県大津市一里山2丁目2-5 山中テナント1階
TEL:077-547-1300 / FAX:077-547-1301
クエスト不動産ブログ / Quest Blog.
弊社ブログ、社員ブログを更新公開しております
■クレームの解決とは
クレーム対応業務において、「クレーム処理済み」とは具体的にどのようなことを指すのでしょうか。
きっちり整理して把握しておくことが重要です。
クレーム処理済みには、次の4つがあります。
①完全解決
クレームの種類でいうと、ハードクレーム以外に完全解決はありえません。
「網戸が破れて虫が入ってくる → 網戸を張替えて、虫が入らなくなった」
これが完全解決のケースです。
ソフトクレームにおける完全解決というのは、「騒音の主が退去した」など、理由そのものがなくなった場合です。
ソフトクレームは、このように根本的な原因がなくならない限り、なくなりません。
②解決
ハードクレームの場合は、クレームになったその物、例えばエアコン故障であれば、エアコンの修理が終わっていることを指します。
しかし、ある程度年数の経ったエアコンは、また故障するかもしれません。
ソフトクレームについては、一通り騒音については、お互いの謝罪が済んで解決をした場合です。
ゴミのクレームに関しても、原因が判明して、解決した場合があります。
これも状況においては、また発生するかもしれず、完全解決とは言い切れません。
③未解決
原因がわからないけれど、その騒動については落ち着いたという場合があります。
これはハードでも原因はわからないけれど 症状が治った。
ソフトの場合も原因がわからないけれど、ゴミ問題については一通り、そのクレーム発信者の感情が収まったという状況で、いつ再発するかもわからなことがあります。
④2次クレーム
2次クレームは、第3のクレームです。
自分を大切にされていないと感じた時に発生します。
ソフトクレーム、ハードクレームに対して、きちんと「対応されていない」と入居者が感じた場合、クレーム対応に対する不満からクレームを呼び起こしてしまいます。
また、緊急性というのは人によって違います。
クレーム対応が悪ければ、信頼残高を激減されることになります。
最悪の場合では、退去原因になりえます。
そもそもクレームを言う人は、物件に対する期待値が高いことが考えられます。
その場合、「なぜクレームを言うのか?」を分析することが、その物件自体を見直すきっかけにもなります。
クレームを聞く姿勢も大事ということです。
クエスト不動産経営管理 株式会社